2012年 10月 20日
娘のペルメルと母の手仕事。 |
先日カルトナージュの先生の作品展に伺って、
やはり家でもきちんと復習をしなくてはと反省し、
キットを購入していたペルメルを仕上げました。
娘用にと先生にお話して、
娘の好きなブルー系の布を選んで頂いたものです。
午前中に作り始めてお昼前には何とか完成。
いずれ一人暮らしをする娘の部屋に飾ってもらえたら。
そんな風に考えて作りました。
不器用で今まで手作りとは無縁な私でしたが、
年齢のせいか!?
おうちの中で静かに何かを作ることに、
最近興味を持ち始めています。
今更ながらで恥ずかしい気もしますが、
老後はせっせと手ももちろん体も、
動かせるおばあさんになりたいです(笑)
だんだん朝と日中の温度差が広がってきています。
しまっていた母の手作りのベッドカバーを出しました。
淡いミントグリーンのモチーフ編みで出来ています。
ひとつひとつモチーフを編んでから、
それをつないで一枚のカバーに仕上げるのは、
とても根気の要る作業ですが、
私が子供の頃、とても忙しかったはずの母は、
ちょっとした隙間の時間に、
こんなものを作っていたのです。
もともと手先が器用で丁寧な仕事をする母は、
戦前女学生の時に、
姉である伯母の花嫁衣裳の振袖に、
刺繍までしたというのですから、
ほんとに不器用な娘は頭が上がりません(汗)
暮れからまた母との暮らしが始まります。
母の手のぬくもりを感じるカバーに触れながら、
老いた母からまだまだ色んなことを、
教わらなくてはいけないなあとしみじみ思っています。
そして母がしてくれたように、
娘(もちろん息子にも)にも少しでも、
手作りであれ、心持ちであれ、
伝えていけたらと願っています。
by chaforna
| 2012-10-20 09:04
| お気に入り